前の職場で、新たな政策の周知するためのセミナーやシンポジウムなどを開催したことがあります。ただ往々にして参加者が集まらないなど、行政側の都合が優先して、参加してもらいたい方のニーズに応えていないことがしばしばあったように記憶しています。
一方、中小企業等の事業者が会員である商工会議所や商工会、企業支援がミッションである産業支援機関は、会員等のニーズをよく組んで無料や安価に情報収集出来るセミナーや研修会を開催しています。
少し前であれば、消費税の軽減税率導入に関する実務者向けのセミナーは頻繁に行われていましたし、札幌商工会議所のような規模の大きいところでは、最近関心が高まっているコンプライアンスをテーマにしたセミナーや研修会なども行われています。
その団体によって、企画の内容の優劣や幅の広さにはバラつきがありますが、熱心に取り組んでいる商工会議所等のセミナーや研修会の情報は押さえておいて、は必要な情報収集に活用するのも意義があります。