新規事業のアイデアを出すための支援はあるのか~行政等の機関の支援はアイデアを具体化するためと心得るべき

中小企業等の事業者や起業しようとしている方の相談を受けていると、たまに、新たな事業に打って出たいがアイデアがない、起業したいが何をしていいのか分からない、という相談をされることがあります。

行政等の支援機関にそのような相談をすると、多くの場合対応に苦慮します。なぜなら行政等の支援は、具体的に取り組もうとすることがあるが、課題があるので、どうしたらよいか、という内容への対応をすると言うのが、基本的な考え方だからです。

ノーアイデアで来られた場合はご自身でもう少し検討して考えを少しでも具体化してから再び相談してほしいとお答えすることになります。

ちまたには、アイデアの出し方についての情報が氾濫していますから、その中から適当なものを使って、アイデア出しを試みれは良いと思います。

ただ、時折商工会議所や商工会、産業支援機関の主催するセミナーでアイデア出しの参考になるセミナーを開催したり、行政等の公的機関でビジネスアイデアのコンテストを行なうこともあるので、そういったものを活用するという方向も一案です。

創業にしても新規事業にしてもそうですが、新たな事業として何をするかを考える時には、少なくともそれまでのキャリアのや自社の業歴を振り返り、自身の現時点での強みを知ることと、市場のニーズを調べ、これらを突き合わせる。そして、自身の強みを生かして、足りない部分を埋める負担が少なく、市場に支持される可能性が高い事業を選んでいくというのが、比較的リスクの少ない新規事業を見付ける方法だと私は思います。

上記のような流れである程度、新規事業の案内アイデアを整理すると、その内容についての専門家からの助言も得られるでしょう。

その試行錯誤で、新規事業のアイデアが具体化して実行に向けた進めるでしょう。

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