基本的に国や地方公共団体の補助金は、実績報告書の提出後、確定検査を経ての支払いです。したがって、実際に補助金が入るのは単年度のプロジェクトであれば、2月に終われば3月頃、3月に終われば4月末頃といった具合です。
ただし、制度によっては概算払という、補助金の一部を交付決定後、資金がひっ迫すると見込まれる時期に合わせて、交付するということができる場合もあります。
ただこの規定は、地方公共団体の場合は、一般的な財務規定の中で明記されている場合が多く、後は個々の補助金の補助要綱の中で、活用可能かどうか判断されることになります。
また、補助金の交付決定があれば、補助金の交付までのつなぎ資金の融資に対応する金融機関もあるので、取引の金融機関などに相談してみるといいでしょう。
※この投稿は、自著を加筆修正して掲載しました。