(これは運もありますが)補助金の申請窓口の担当者が、少しでも申請者である事業者にとってプラスになるよう努力する姿勢があるか~活用しやすい補助金かどうかを見極めるポイント(12)

補助金の申請から補助金の交付、さらに補助事業終了後のフォローアップに至るまで、申請窓口の担当者とはその都度接点はあります。
したがって、円滑にやりとりが進まないと双方にとって大変なストレスになります。特に申請者側のスタッフが少数の事業者であれば、その負担は大きいです。

また、結局審査に当たって、上司や審査員に説明するのは、申請者のプレゼンテーションが予定されていなければ、窓口になっている担当者になります。その人を味方につけることは重要です。公的機関の担当者も人間ですから。会うたびに悪態をつかれたら仕事とはいっても嫌気はさします。

このように、可能であれば事業者に親身になってくれる担当者と出会えるに越したことはありません。傾向としては、やはり組織全体のミッションが事業者支援をするというスタンスの機関の方が、いい担当者に出会える可能性は高いでしょう。(あくまで可能性がある、です。他がだめというわけでもありませんし、逆もまた言えます。)

立場上、提供できない情報もありますが、翌年度以降の補助金の動向や、事業内容次第でよりよい支援制度を紹介してくれる人もいます。

ただし、行政に携わる者は異動もあるので、最初はよかったが、途中からとんでもない人に代わったということもあるので、あくまで目安程度に考えるのがいいのでしょう。

※この投稿は、自著を加筆修正して掲載しました。

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