非常に大まかな説明になりますが、中小企業等の事業者への行政などの公的機関の支援を大きく区分すると、次の3つのいずれかの提供と言えるでしょう。
一つは「知恵」、一つは「金」、一つは「場」です。
「知恵」の具体的な例は、経営課題に応じた専門家による無料相談(派遣も含みます)です。
「金」は、補助金や助成金が典型的ですが、税金の減免や低利融資、民間金融機関からの借り入れに当たっての信用保証協会の保証枠の拡大や、融資の利子に対する助成(利子補給)などもあります。
「場」は、展示会や商談会の開催、ビジネスマッチングの場の開催、アンテナショップでのテスト販売などが挙げられます。
事業者が何らかの課題にぶつかった時に、どのようなモノやコトが自分に足りないのかを見極めて、上記のような区分を目安に、多様な活用する支援メニューの中から課題解決に適したものを絞り込むのが一案です。