北海道どさんこプラザでのテスト販売、マーケティングサポート催事~既に販売している商品の販路を拡大したい事業者に

地元の農水産品を加工した食品を、自社のお店や地元の道の駅で販売して、好評だったので、さらに販路を広げたい、という方も多数いらっしゃいます。

そういった方が、札幌や道外などのお客様の感触を知りたい場合の方法として、北海道庁が運営している(実際の運営は委託先)、北海道どさんこプラザでのテスト販売やマーケティングサポート催事という仕組みがあります。

具体的には、次の店舗で自社製品のテスト販売などを行える、というものです。
・北海道どさんこプラザ有楽町店(東京都有楽町東京交通会館1階)
・北海道どさんこプラザ札幌店 (JR札幌駅1階コンコース)
・北海道どさんこプラザ名古屋店(名鉄百貨店本店メンズ館地下1階)(テスト販売のみ)
・北海道どさんこプラザシンガポール店(シンガポール明治屋内)(テスト販売のみ)

テスト販売とマーケティングサポート催事の違いは、次のとおりです。
・テスト販売
申し込みをして、基準を満たしている商品を希望の店舗で3ヶ月間テスト販売し、その過程で得られた情報をマーケティング活動に役立てていただくものです。
販売OKとなれば、商品をアンテナショップの棚に置いてもらい、販売してもらえるほか、販売結果や販売の担当者からの商品に対するコメントなどの様々な情報が得られます。
・マーケティングサポート催事
販売をしたい商品の職員の方に実際に、どさんこプラザの一部スペースを使って1週間販売をしてもらうもので、例えば試食してもらって直接反応顧客の反応を聞くことができるなど、より具体的な情報を得られる利点があります。ただ、期間中は必ず販売者が貼りつかなければならないため、規模の小さい事業者であれば、要員の確保などを工夫する必要がありますが、このような課題をクリアーできれば、実際に都市部の顧客と向き合って反応を得られるという意味で意義があるでしょう。

いずれも販売できた場合、販売額の一部を販売手数料としてどさんこプラザでいただくことになりますが、他の同様の民間の店舗よりは低い料率に設定されています。

詳しくは、次のホームページをご覧ください。

○経済部食関連産業室マーケティンググループのページ(北海道庁)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/sss/marke_top.htm
※真ん中編に、テスト販売とマーケティング催事の紹介へのリンクがあります。

販売可能となる商品には、いくつかの要件や基準がありますので、それらを確認し窓口である北海道庁の出先機関の振興局の商工労働観光課か本庁の食関連産業室マーケティンググループに相談の上、申請の是非を判断してください。

<参考>道産品販路拡大の手引き(北海道経済部食関連産業室)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/sss/marke/tebiki.pdf

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